読書メモ、ゲームメモ。

読書や映画、そしてゲームのあれこれを、書き留めていってます。
by maruharoco
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ライオンと魔女

さて、久しぶりに。読書関連のメモも、残しときましょうか。
今回は、来月劇場版が封切られる映画、
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 の原作。

ナルニア国物語1 ライオンと魔女

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この本をかつて読んだのは、いつだったでしょうか。

このシリーズ第一作の、ハードカバーの本、
うちの実家には私が物心つく前からあったのですが。

なんか、つまらなそうだなぁ、と思い、読まなかったのでした。(笑)
まあ、我ながら見る眼が無かったという事ですね(苦笑)。反省。

結局、中学生の頃図書室で読んだのですが、
とても面白く、読まなかったことを後悔した覚えがあります。ええ。

まあ、思い返せば、読むのが少し遅かったとは思いますが、
それでも、ファンタジーの原典の一つとして
当然、読んでいてあたりまえの、必読図書。
色々な作品を読み、理解する上での基本的素養として、
役に立ったのはいうまでも無いし、心が豊かになったと思います。

さて、物語ですが、4人兄弟が、ひょんなことから
常冬におおわれた、ナルニアの国に迷い込んで、
獅子アスランとともに白い魔女と戦う、といったお話。

この作品は、後のファンタジー作品に多大な影響を与えてますよねぇ。
でも、今回読み直してみて、シンプルで、
現代では、少々手垢のついた感じのする物語であるはずなのに、
新鮮な感じのするのは流石だと感心しました。
やっぱり、良い物は良いッてことですよね。

そういえば、昔、ナルニアを読んだ後、
ナルニアの国は遠くない という、解説書もあわせて読んだのですが、
ここには、ナルニア国物語の、キリスト教的解釈、
つまり、福音書からの隠喩や、説話的な構築が、
いやって言うほど、くわしく解説されておりました。ええ。

でも、当時まだまだ子供であった私は、普通に読んでいたときには、
特にそういうことは感じなかったのですよねぇ。
いや、今でも層かもしれませんが。(笑)

かなりガチガチな道徳観に基づいて書かれているのに、
読むぶんには、説教くささや、押し付けがましさは、あまり感じない、
というかむしろ、そういう部分が面白さとして昇華しているあたり、
傑作と言える所以なのでしょうね。

もちろん、1巻で、何気なく出てくる件や事柄が、
後のシリーズ作品で、ああ、そういうことだったのか、
と、得心するあたりなども、もちろん、すばらしいですよね。

今、流石に人並みに歳を経て、改めて読み直してみた本作は、
色々な意味で、感慨深い所がありますよねぇ。

そういえば、昔読んだ時に、あとがきで、訳者の方が、
作中に出てくるプリンは、原文では、ターキシュ・ディライトって言う
お菓子だけど、わかりにくいので差し替えたと語っていていますよね。
今回その一文を読んで、なつかしいです。

当時は、いったいどんなお菓子なんだろうか?
と、想像を膨らませた物でしたが、
いまなら、調べれますので、そういうところも変ったなぁ、と、思います。

もちろん、あのシーンが、映画でどう表現されるのかと思うと、
今から楽しみですよねぇ。うん。

てなわけで、年月を経て、再び出逢った本作ですが、
大変感慨深いです。そして、眼福。

でも、コレで映画を見る眼が、
若干、厳しくなったかもしれませんねぇ。(笑)
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by maruharoco | 2006-02-13 02:19 | 読書 メモ
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