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読書メモ、ゲームメモ。

読書や映画、そしてゲームのあれこれを、書き留めていってます。
by maruharoco
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世界で一番好きだったゲーム(3)

さて、また年寄りの昔話でも。

だいぶ間があいたので、前回でやめとこうかと思いましたが、
2度あることは、サンドア~ル!ってなわけで、(笑)
今回は、3作目の思い出。

あいかわらず、古強者のゲーマーでもないと、
よくわからないと思いますが・・・。
まあ、年寄りの、長い昔話ですので・・・(笑)

ところで、ゲームの世界で、いや、RPGって言うジャンルにおいて、
3作目というと、ターニングポイントにあたる場合が多いですよね。

ゲームの歴史を紐解いてみると、たとえば、
ドラゴンクエストや、ファイナルファンタジー、
そして、ヘラクレスの栄光、等の例のように、
3作目が最高と言うファンの多いゲーム史においても、
その名を残すゲームが多い一方で、
天外魔境、MOTHER、そして、エストポリス伝記、等のように、
3作目が、アナウンスされたものの、ファンの期待とは裏腹に、
なかなか発売されないゲームが多いのも、3作目なんですよね。

さて、そんな、三作目ですが、
我等がMight and Magic では、どうだったでしょうか。
世界で一番好きだったゲーム(3)_d0034608_23321144.jpg

マイト アンド マジック 3 Isles of Terra

1991年に発売された本作は、読んで字の如く、
世界三大RPGの一つ、マイトアンドマジックの、3作目。

前作から少し間のあいた本作ですが、まあ、
ファンが首を長くしすぎて、首を長く!?それじゃあ実家にも帰れない!
とか言わなきゃならないほどではなかったと思います。(笑)

さてさて、2作目からの間に、世の中では、ダンジョンマスター
と言う、3D 視点のリアルタイムRPG が流行りました。

リアルタイムを大胆に導入し、マウス操作を巧みに取り入れたたそのゲームは、
大変エポックで、後のゲームに、大きな影響を与える事になります。

本作、マイトアンドマジック3も、御多分に漏れず、その影響を強く受け、
システムが、セミリアルタイムに、また、
アイコンパネルを意識した画面に変更となっています。
世界で一番好きだったゲーム(3)_d0034608_112296.gif

てか、本作からこのシリーズ、なんというか、
バタ臭さに拍車がかかってるんですよね。とほほ。(笑)
MAPの規模も、今まで以上にはんぱなく、
とんでもない規模のゲームでした。

でも、バランス的にもまとまっていて、シリーズ中でも、
かなり、不条理ではない良作だったんじゃなかったかと思います。

ところが、当時、このゲームのできるPCを持っていなかったため、
実際に遊んだのはその後に出た、メガCD版でした。

世界で一番好きだったゲーム(3)_d0034608_133122.jpg


このメガCD版は、結構良い出来だったんじゃないかな。と、思います。
一部変更のあるところがあったり、闘技場がなかったり、
モンスターの接近してくる効果音がなかったりと、
いくつか、マイナス点もあります。

ですが、音楽が大幅にパワーアップされていたり、
バタ臭いキャラウインドも、後でタウンズ版を確認してみたら、
ずいぶん、日本向けにローカライズされていたんだなぁと、
関心いたしましたよ。ええ。
移植を担当した、CSK総合研究所は、GJって感じ。
整形万歳!CRIグループばんざ~い!!(笑)

ちなみに、PCエンジン版は、未プレイです。

この3作目は、雰囲気も、また独特の物があって、
変な噴水のある、ファウンテンヘッドの町なんかは、印象的でした。

善・悪・中立の、3人の王に、協力して、
31個ある、王の究極の力のオーブ
と言うアイテムを渡して、勢力を高めて行かせて、
最終的に、11個目を渡して一人を勝たせるなんてクエストもありました。
勝った王がお礼お言うシーンの音楽と絵が、
妙に豪華で、笑えた記憶があります。

また、変なクエストが多いゲームですが最も印象的だったクエストとして、
トゥルーベリー王女のクエスト、というのがありました。

E-2エリアなんていう、湿地帯の汚い小屋に、
トゥルーベリー王女が、幽閉されています。
てか、いったい何処の王女なんでしょうか(笑)。
呪を解いて(?)、開放して欲しいと言われるのですが
方法として、恋愛と言う高貴な感情を運んできてくれと、頼まれます。

本作には、ステータス異常に、毒、虚弱、マヒ、死、石化、根絶、
と言ったものが、全部で14もあり(!)、
その中に、恋愛、という状態も、あります。
(顔グラフィックがよっぱらったみたいな顔で、すべての能力UP)
これは、A-4エリアにいるアテアに会うと、(会えればですが・・・)
男性キャラクター全員が、この状態になります。
かなり遠いですが、その状態を保ったままで、
王女に何回か、恋愛を運ぶとクエスト終了にる、というものでした。

こんな、クエストが満載の本作で、MAPもかなりひろかったのですが、
全体MAPが、1や、2に比べると、少し地味だったかな。
世界で一番好きだったゲーム(3)_d0034608_2595834.jpg


最終的に、また、SFになって(笑)、結局、また、シェルテムに、
逃げられるのも、おやくそくでした。(笑)

結局、シリーズの宿敵、シェルテムとの決着は、もう少し先になるのですが、
それを追って、宇宙船で追い駆けていくエンディングは、
なかなか、あれはあれで、良かったと思います。

本作も、他の作品同様、コンプリートまでに
多大の時間と苦労が必要ですが、
やはり、一度はチャレンジしてほしい、作品ですね。ええ。

by maruharoco | 2006-02-26 03:28 | ゲーム メモ
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